屋根をリフォームする方法は、 『屋根葺き替え』と『屋根カバー工事』、そして『屋根塗装』の3種類から選択します。
屋根葺き替え
屋根葺き替えとは、既存の屋根を剥がして新しい屋根に一新するリフォーム工事のことです。毎日、風雨から建物を守ってくれる屋根は、適切なタイミングで葺き替えを行うことが大切です。
定期的に屋根の葺き替えリフォームを行うことで、下地を含めた部分までメンテナンスでき、結果的に家全体を長持ちさせることに繋がります。
屋根カバー工法(重ね葺き)
カバー工事とは、既存の屋根はそのまま残し、その上から新しい屋根を被せるリフォーム工事のことです。屋根葺き替えに比べ、リフォーム費用が比較的安価なことや、工期が短いことがメリットになります。
適切な方法で屋根カバー工法をおこなえば、30年以上の耐久性が期待できます。 まだ屋根を一新するほどでもないがリフォームしたい場合、上葺き工事(カバー工法)がおすすめです。
塗装
家の屋根は、10年を目安に専用のペンキで保護する屋根塗装工事が必要です。
10年以上屋根塗装をしないままでいると、外観が悪くなるだけでなく、屋根が傷み雨漏りの原因にもなります。
放置していると雨が建物の内部に浸入し、取り返しのつかない被害を引き起こすかもしれません。
屋根塗装工事を行うことにより、再び屋根材をよみがえらせる事ができ、家を末永く保護する事が出来ます。
屋根のこんな症状はメンテナンスサインです!
屋根のひび割れ・欠け
屋根の割れは、その下の防水シートが破れているとすぐに雨漏りにつながります。早急に屋根点検を受けましょう。
屋根の剥がれ
棟板金が強風で剥がれたり、屋根材が部分的に剥がれていたら、いつ雨漏りが起きてもおかしくありません。
屋根が錆びて腐食
棟板金やトタン屋根など、錆びているだけと思うかもしれませんが、進行度合いによっては穴が開いてしまいます。
うちの屋根には屋根葺き替えと屋根カバー工法どっちがいいんだろう?
屋根葺き替えに適したケース
- 今現在の屋根が瓦屋根である
- アスベストが含まれていない屋根材
- 屋根の劣化が進行している場合
屋根カバー工法が適したケース
- 2005年以前に建築された住宅
- アスベストが含まれている屋根
- 今現在の屋根が瓦屋根ではない
屋根葺き替えは、どんな屋根にも対応できます。しかし、2005年以前の住宅で、かつスレート屋根の場合、アスベストが含まれているスレート材を使用しているケースが多く、その場合、屋根を剥がす際にアスベストの処分費も必要となるため、どうしても高額になります。
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このような場合に
屋根カバー工法(重ね張り)がおすすめです!
☑塗装では対応不可と言われてしまった…。
☑心機一転、ガラッとお家の屋根を変えたい。
☑長く住み続けるので耐久年数が長い屋根材を選びたい。
☑屋根の葺き替えは工事期間や費用がかかる…。
☑屋根を重ね張りして断熱性を上げたい。
屋根カバー工法4つのポイント
スピーディー
撤去工事がないため、わずか数日で屋根リフレッシュ。
らくらく
既存のスレートに重ねて施工しても合わせて1平米(m2)当たり26kg
経済的
古いスレートの撤去費と処分費が削減できるためコストにやさしい工法。
環境配慮(飛散落下・アスベスト対策)
古いスレートにそのままかぶせることによって廃棄処分材がほとんど出ません。
環境や近隣に配慮できます。
スレート改修カバー工法 施工手順
カバー工法ができる屋根とできない屋根
スレート(コロニアル)
スレート屋根にガルバリウム鋼板を重ね葺きする工事が最も多くご依頼頂きます。
アスファルトシングル
こちらもガルバリウム鋼板ほかに、アスファルトシングルでカバーでもできます。
トタンなど金属屋根
カバー工法は可能ですが、屋根そのものの劣化が進んでいるとおススメできません。
瓦屋根
カバー工法そのものができません。基本的には葺き替え工事のご提案となります。
屋根葺き替えとカバー工法の違い
屋根葺き替え | カバー工法 | |
---|---|---|
耐久性 | (耐用年数は屋根材による) | とても高いとても (野地板などに腐食があると要葺き替え) | 高い
耐震性 | (金属屋根だと軽くできる) | 高い(既存の屋根に被せるので少し重くなる) | 中
遮音・断熱 | 屋根材による | (屋根が2重になるため) | とても高い
廃材処分 | 必要 | 不要 |
工期 | 長い | 短い |
(カバー工法の1.2~1.5倍) | 高め安い | |
セラミックコートされた自然石粒仕上げ屋根材 ディートレーディング ディプロマットスター
ディーズルーフィングは、ガルバリウム鋼板を進化させたジンカリウム鋼板を基材とし、自然の石粒(グラナイト)にセラミックコートを施した表面材を使用した屋根材です。耐震・遮熱・遮音・耐風・防水・防火など優れた性能を誇り、メンテナンスフリーで長期にわたって美観を保ちます。
ジンカリウム鋼板(アルミニウム55%・溶解亜鉛43.4%・シリコン1.6%)は、合金被膜鋼板として、通称”ガルバリウム鋼板”と呼ばれている高耐蝕性・耐熱性・熱反射性と加工性を併せ持つ鋼板と同じ組成の鋼板です。ジンカリウム鋼板は、米国BHP社が米国ベスレヘム社との共同開発により、通称”ガルバリウム鋼板”の生産工程を改良し、さらに耐久性を持つジンカリウム鋼板(AZ150)は、亜鉛鉄板(Z27)との耐久比較において3〜6倍耐久性が優れています。
超軽量で耐震性に優れる
「夏の暑さ」や「雨音」を和らげる
表面石粒の効果により、鋼板層への熱伝導値が低くなります。屋根材と屋根下地との間に十分な空気層を確保できるため他の屋根材よりも小屋裏へ熱を伝えづらい構造になっています。
雨の日に気になる雨音を軽減する表面の石粒。雨粒が拡散するので、音の原因である”共鳴”を抑える機能があります。 雨音や外からの雑音がこれまでの金属屋根とは驚くほどに違います。
長期的に美しい屋根材
温もりのあるセラミックコートを施したディーズルーフィングは再塗装不要。セラミックコートとは、日本でも古くからある“釉薬”と呼ばれる着色方法です。石粒に釉薬を付けて高温で焼き上げることで美しい色をガラスの中に封じ込めます
太陽光パネルとの相性抜群!D’s Roofingがオススメ!
- 耐久性が太陽光モジュールより長い
屋根材の上に設置される太陽光モジュールの耐用年数は20年以上です。
したがって、耐用年数の短い屋根材の上に設置 しますと、屋根の塗り替えや張替え時に太陽光モジュールを脱着する工事が発生してしまいます。
この工程は非常にコストのかかる施工なので、耐用年数の長いディーズ ルーフィングシリーズの屋根材はこのような心配なしで太陽光モジュールを設置できます。
- 防水性が高い
ディーズ ルーフィングシリーズの屋根材は表面が凹凸のある石粒が施されているため、水の横家是による横走りや、水を吸い上げる毛細管現象を抑える効果があります。所定の工法で設置すれば、長期的に雨漏りの原因になりやすい金具からの漏水心配からしっかり守ります。
- 屋根材が軽量
ディーズ ルーフィングシリーズの屋根材の重量は薄型スレートに比較して約1/3、陶器瓦と比較すると なんと約1/7の計量性を発揮します。太陽光モジュールはその架台を含めると、3kwで約300キロの重量を屋根上に設置します。軽量なディーズ ルーフィングシリーズの屋根材は薄型スレートの重量差で太陽光の重さを取り入れてしまいます。
軽量な屋根材は、長期的に建物に優しい屋根材です。
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☑屋根チェック
☑色あせ、変色している
☑雨漏りする、雨染みがある
☑家を建ててから、15年~20年経っている
☑塗装では修繕不可能なほど劣化・傷みが進んでいる。